2017年 08月 20日
本:やめるときも、すこやかなるときも
窪 美澄著「やめるときも、すこやかなるときも」
この本を読みながら気がつくと涙が出ていました。
何度も・・・・
家具職人の壱晴は12月になると声が出なくなります。
最初に声が出なくなったのは大学生の時。
耳鼻科に行ったが異常は無かった。
それから 毎年 その時期になると声が出なくなる。
壱晴は父親の転勤に伴って 色々な街で住んだ。
高校生になる時、松江に移った。
そこで出会ったのが同級生の真織。
真織は呑んだくれの父親を支え バイトをしながら
勉学も手を抜かない女の子。
真織が交通事故にあって・・・と
いろんな事が起きる訳ですが
なんだか 生きるとはどういうこと???なんて
考えさせられたような・・・・・
目の前に居る人はいつまでも居るのだと
思っているのは大間違いだと思ったのです。
by hiromama2015
| 2017-08-20 13:43
| 本